11月16日(木)、第2回 社会福祉事業団実践発表会を行いました。
実践発表会は、法人内施設や事業所において総合的・実践的に行われている取組や活動について、職員が理解を深めることで、高齢者・障害者福祉の向上と職員の意識の高揚を図ることを目的として昨年度より開催しております。
「ICTを導入する前と後の変化」「外国人技能実習生と私たちがどう向き合い日本語と介護を学んだか」「認知症の方に施設で安心して生活してもらうために行ったこと」「自主性を引き出す取り組み」など問題点をどのように工夫し解決することが出来たかを具体的な事例を挙げて発表しました。
厳正なる審査の結果、今年度は北光園の『利用者様との向き合い方』~二つの生産活動を通じて~
が優秀賞となりました。
「北光園では、障がいのある利用者様と向き合っていく中で、アセスメントや職員同士の連携不足による失敗から、対人援助の大切さに気付きました。一人ひとりに合った向き合い方で信頼関係を築くことで、利用者様から悩みや不安を相談してもらえるようになり、利用者様が働きやすく感じたことを伝えやすい環境になりました。今後も外部へ積極的に情報を発信し、事業所経営の「見える化」を図り、利用者様が経済的な自立と安心していただける環境づくりを心掛けてまいります。」 ※一部抜粋
・大変苦労と努力をしていて感動した。とても勉強になった。
・人とのふれあいや関わりが大切。過去は変えられないが、未来と人は変えられる。
・ICTの導入には関心。稚内の中ではとても積極的に取り組んでいる。
・デイサービス利用者様にやることを選択させるのはとても良い。しっかり利用者様と向き合っている。
・外国人技能実習生にはかなり細かく指導されている。生活環境が整っている。
・発表会で介護能力の向上が見込める。この発表会で感じたことを明日からの活動につなげてほしい。
など、有難いお言葉を頂きました。 お忙しい中お越しいただき誠にありがとうございました。
普段見ることが少ない他施設の状況や、職員の努力、取り組みを知ることが出来る実践発表会。
昨年度より職員の傍聴者が増え、いかに施設間での関心が高いのかが伺える発表会となりました。
職員同士でモチベーションを高めあい、アイデアを得て今後の業務に取り組んでいただきたいです。