11月30日(木)岐阜県にて行われる、全国老人福祉施設協議会主催 全国老人福祉施設大会・研究会議に
「災害は”もしも”の話じゃない!!~防災力強化の実践~」と題し、
養護老人ホーム富士見園 山内正人施設長 が発表者として参加することになりました。
今年の6月には当法人HPでも紹介した宗谷総合振興局の災害応急対策に係る訓練 防災講話、
7月には北海道老人福祉施設協議会主催「老人福祉施設研究発表会」が行われ、
入賞には届きませんでしたが、後日その発表が評価され介護新聞に記事として掲載されました。
そして様々な方から反響があり、今月の30日には岐阜での発表、
12月7日には北海道老人福祉施設協議会主催「養護老人ホーム職員研修会」に推薦していただきました。
当法人の災害に対する取り組みが北海道だけにとどまらず、
全国福祉施設の方々がご興味・ご関心を持ってくださり、取り上げていただいております。
当法人では平成30年から災害図上訓練を行っています。災害図上訓練とは、大きな災害が発生したと想定し、訓練参加者(職員)で大きな地図を囲み、図上で災害をイメージしながら、被害状況を予想したり発生後の対応や事前の対策を検討したりします。
地図に書き込み議論するので「見える化」でき、共通理解が深まり、課題やアイデアなど気づきが多く、この訓練に目に見えるほどの効果と手ごたえを感じました。職員の当事者意識も高く、関心を持ってくれるため、活動成果がありました。
防災対策はマンネリ化しがちで、悩んでいる施設が多いと思います。この発表をきっかけに、こんな防災訓練があるということを知って、防災対策の一つとして取り組んでいただけたら嬉しいです。
日本最北端の町から全国へ、山内施設長には取り組んでいる防災・減災について
胸を張って発表してもらいたいです。